HSPが旅行後に感じやすい悩みや困りごと3つと対策法を紹介
HSPは旅行後にいろいろ悩みがあって困るなぁ。
何か対策法はないかな?
このような質問に回答します。
HSPが旅行後に感じやすい悩み① 人一倍疲れがたまっている
HSPは新しい環境に慣れるのに時間がかかったり、 音や匂いなどの刺激で疲れやすいので、旅行に行くと特に疲れやすいです。
HSPが旅行後に人一倍疲れがたまってしまうという悩みを解決するためには、旅行から早めに帰宅して、リラックスする時間を多めにとることが効果的です。
旅行から早めに帰宅する
旅行は思いっきり楽しみたいし、なかなか長期休みも取れないので、旅行中は予定をたくさん詰め込んでしまい、帰宅は夜遅くになってしまうということもあるのではないでしょうか?
以前、私もそうしていたのですが、HSPは人一倍疲れがたまりやすいので、最終日は移動だけにして、夕方には家に着くようにしましょう。
ただ、どうしても行きたい場所がある場合は、観光は午前中までにして、とにかく早く帰るように心がけましょう。
夜遅くに帰宅すると睡眠時間が短くなり、翌日にも疲れがかなり残ってしまいますが、早めに帰宅することで旅行の片付けをしてから寝ても、睡眠時間をしっかり確保できます。
なので、旅行最終日はなるべく早めに帰宅するのがおすすめです。
リラックスする時間を多めにとる
旅行後の疲れをとるには、何より休むことが大切です。
体を休めるためのリラックスタイムだけでなく、精神的な疲れを取るのと気持ちの切り替えをするためのリラックスタイムも必要です。
HSPは気持ちの切り替えがなかなかできにくいので、旅行モードから日常生活に戻るのにも少し時間がかかってしまいます。
なので、旅行から早めに帰宅したら、家でリラックスする時間をいつもよりも多めに取りましょう。
例えば、
- 入浴剤を入れてお風呂にゆっくりつかる
- マッサージやストレッチをする
- 癒される音楽を聴く
- 瞑想をする
- 深呼吸をする
などがあります。
入浴剤を入れるとお湯が冷めにくいので体が温まるし、旅行の疲れを取るのに役立ちます。
ちなみに私は嗅覚過敏があるので、バブの無香料の入浴剤を愛用しています。
お風呂上がりには癒される音楽を聴きながら、足のマッサージをしたり、ストレッチをして体をほぐした後、瞑想や深呼吸をして気持ちを落ち着かせると、旅行の疲れも取れやすいのでおすすめです。
ここでは旅行後に疲れを取る方法について紹介しましたが、旅行中に疲れにくくする対策についてはこちらの記事で紹介していますので、よかったら参考にしてみてください。
HSPが旅行後に感じやすい悩み② 旅行中を思い返して眠れない
HSPは過去に起こったことを何度も思い出して、色々考えてしまうという傾向があります。
旅行から帰ってきたら、旅行の楽しい思い出だけでなく、後悔したことや改善点を考えてしまい、疲れているのになかなか眠れないということがありますよね。
1人反省会の時間を決める
旅行から帰宅後、楽しい思い出を振り返るのはいいのですが、良い思い出よりも「あの時もっと〇〇すればよかった」などを考えて、1人で反省会を始めてしまうことはありませんか?
私の場合、
- 観光地に行く順番を変えたほうがよかったのでは?
- 別の服を着ていったほうがよかったかも
- あれを持って行けばよかったのに、どうして置いてきたんだろう
など、よく考えてしまいます。
1人反省会が始まると中々終わりが見えず、いつまでも反省会をしてしまうことがあるので、反省会は何分間までと決めるといいでしょう。
私の場合、旅行のスケジュールを振り返りながら反省会をするタイプなので、結構時間がかかってしまいます。
なので、旅行中の隙間時間や移動時間中に少しずつ反省会をして、家に帰ってから反省会をする時間をなるべく減らすようにしています。
旅行中に感じたことを紙に書き出す
1人反省会をしていて、頭の中で考えているだけだと反省点や改善点を整理しづらいので、感じたことや思いついたことは紙に書き出すのがおすすめです。
私は旅程表に書き込んだり、GoogleドキュメントやGoogle Keepに記録したりします。
反省点や改善点を書き出した後は、それを今後の旅行に生かすために、反省点を項目ごとにまとめるのがおすすめです。
私の場合、
- 服装
- 旅行全体の持ち物
- 機内持ち込み手荷物
- 移動時間
- ホテル
など、シーン別や用途別に分けて反省点をまとめています。
反省会をしている時には改善点を覚えていても、書いておかないと次の旅行の準備の時には忘れていることが多いので、気付きは頭の中にとどめるのではなく、記録に残しておきましょう。
1人反省会は暗い気持ちになることが多いですが、反省点や改善点は次に活かすと決めて、自己成長に繋げるとより良いものになりますよ。
HSPが旅行後に感じやすい悩み③ 日常生活に戻るまでに時間がかかる
HSPは新しい環境に慣れるのに時間がかかるため、旅行から帰宅して普段の生活に戻るのにも時間がかかります。
帰宅後に普段のルーティンややるべきことを中々思い出せなかったり、普段の生活リズムに戻れずにストレスを感じたこともあるのではないでしょうか?
帰宅後にやることを旅行前に考えておく
旅行から帰宅後、疲れている状態で今から何をするべきなのかを考えると、行動するまでに時間がかかるし、やることリストの抜け・漏れが発生しやすくなります。
私の場合、旅行後は普段ならミスしないようなことでもミスしてしまったり、持ち物を忘れてしまったりして、普段の生活に戻りづらいことがあります。
また、仕事を再開しようと思っても、
- 何から手を付ければいいんだろう…?
- どこまでやってたっけ…?
- 何か重要なことを忘れているような気がする…。でも思い出せない…。
と考えていたら時間が過ぎてしまったり、小さなミスが増えてしまいます。
なので、帰宅後にやることリストを旅行前に作成し、やることの順番までメモしておくのがおすすめです。
例えば、
- 荷物の整理
↓ - 洗濯
↓ - 夕食の準備
↓ - お風呂の準備
↓ - 職場用のお土産を鞄に入れる
など、小さなことでも一つ一つメモしておくと、やることの抜け・漏れが減ります。
仕事の場合だと、旅行前にどこまで仕事をしたのかをメモしておき、旅行後に出社してからやることも順番に書いておきましょう。
例えば、
- 職場の人にお土産を配る
↓ - メールの確認
↓ - 〇〇の資料作成
などを書いておくと、仕事でやらないといけないことを忘れる可能性を減らせます。
旅行前は旅行の準備で忙しいと思いますが、帰宅してからやることを順番に書いてから旅行に出発するようにしましょう。
普段の生活リズムを守る
旅行から帰った後は疲れているので、「今日は疲れているからもういいや…」と思って、色んな事を後回しにしてしまいがちですよね。
私の場合、
夕食を作らないといけない時間なのに、ソファーでぼーっとしすぎて夕食時間が遅れる
↓
お風呂に入る時間が遅れて、夜中に洗濯できなくなる
↓
時間が押して、就寝時間が遅くなる
↓
翌朝に洗濯をするために早起きしないといけない
↓
急いで出社
など、普段のリズムが崩れると負のサイクルにハマりがちです。
疲れている時に何もしたくない気持ちはわかるのですが、疲れているからといってタスクをそのままにしておくとどんどん溜まってしまい、普段の生活リズムに中々戻りづらいです。
なので、旅行から帰った後は無理をしすぎない程度に、普段の生活のリズムを守ると、元の生活に戻りやすいです。
旅行前に作成した「帰宅後にやることのメモ」を見ながら、普段の生活のリズムを守って行動するようにしましょう。
まとめ
この記事ではHSPの人が旅行後に感じやすい悩みや困りごとを3つと、対策法を紹介しました。
- HSPが旅行後に感じやすい悩み① 人一倍疲れがたまっている
- ・最終日は移動だけにして、夕方には家に着くようにする
・家でリラックスする時間をいつもよりも多めに取る
- HSPが旅行後に感じやすい悩み② 旅行中を思い返して眠れない
- ・旅行の反省会は隙間時間を活用する
・帰宅後の1人反省会は何分間までと決める
・気付きは頭の中にとどめるのではなく、記録に残しておく
- HSPが旅行後に感じやすい悩み③ 日常生活に戻るまでに時間がかかる
- ・帰宅後にやることリストを旅行前に作成し、やることの順番までメモしておく
・旅行から帰った後は無理をしすぎない程度に、普段の生活のリズムを守る
この記事があなたのお役に立てば幸いです。
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