旅行中は苦手なことがたくさんあって嫌だなぁ…。
どうやったら苦手なことを少しでも減らせるんだろう?
このような質問に回答します。
HSPが旅行で苦手なこと①新しい環境

HSPの人は非HSPの人に比べて新しい環境に慣れるのに時間がかかったり、馴染めないことが多いのではないでしょうか?
私も旅行中は環境の変化に中々適応できず、自分が行きたいと思っていたはずの場所なのに、いざ行ってみると「何だかこの場所苦手だなぁ。正直、家に早く帰りたいかも…」と思うことがあります。
初めて訪れる場所に適応しにくい
旅行では初めて訪れる場所に次々と行くので、新しい環境に慣れるのに時間がかかるHSPにとっては、苦手なことが続いて精神的にしんどいのではないでしょうか。
私は先日、旅行で難波とUSJに行ったのですが、外国人観光客が8割を占めており、日本にいるはずなのに日本じゃないような雰囲気で、中々それを受け入れることができませんでした。
電車や難波の商店街、USJにいる時はずっと心がそわそわしてしまい、新しい環境に馴染めなかったです…。
むしろ外国人観光客の方が堂々としていました(笑)
外国人観光客が多いだろうと予想はしていたものの、想像をはるかに超える外国人観光客の人数の多さに呆気に取られてしまい、旅行の最終日になってやっとその状況に慣れました。
私は旅行先の環境に早く慣れるために、事前に観光地をGoogleマップのストリートビューで見たり、YouTubeで動画を見て、現地の様子や雰囲気を調べてから行くようにしています。
しかし、今回は景観や立地だけを見ていて、観光客にどんな人が多いのかまではチェックしていなかったので、受け入れるのに時間がかかったのかなと思いました。
下調べをする時は景観や立地だけでなく、ストリートビューやYouTubeの動画に映りこんでいる人を見て、客層もチェックしておきましょう。
旅先の下調べをすると感動と新鮮味は薄れるかもしれませんが、新しい環境に適応しやすくなるのでおすすめです。
ホテルで眠れない
HSPあるあるとして、旅行先のホテルでぐっすり眠れないということがあるのではないでしょうか。
ホテルで中々眠れない原因として
- 音
- 光
- シーツの匂い
- ホテルのルームウェアの肌触り
- マットレスや枕など寝具が合わない
などがあります。
私は普段健康管理のために、HUAWEI Watch GT2というスマートウォッチで睡眠の質を計測しているのですが、旅行中は睡眠時間が普段の半分以下になったり、何度も目が覚めて熟睡できません…。
睡眠不足のせいで旅行中は具合が悪くなることも多く、ホテルの部屋で寝るのは苦手だと感じることも多いです。
そこで、睡眠にこだわったホテルに宿泊したり、遮音性の高いMOLDEXの耳栓や肌触りの良いルームウエアを持参したりして、旅行先のホテルで寝られるように対策をしています。
詳しくはこちらの記事で、旅行先のホテルで眠るための対策を解説していますので、よかったら参考にしてみてください。

HSPが旅行で苦手なこと②乗り物


旅行中はどうしても移動時間が長くなりますが、実はその移動が苦手という人が多いのではないでしょうか?
苦手な移動手段がある
旅行の移動中に乗る乗り物の中に苦手な交通手段や、不安を感じやすい席はありませんか?
例えば
- 新幹線で乗車時間が長い区間やトンネルの多い区間は不安
- バスは乗り物酔いしやすいので苦手
- 電車は脱線事故のことを考えてしまって落ち着かない
- 船が沈没しないか不安
- 高所恐怖症なので飛行機は苦痛
などがあります。
こういったことへの対処法は、苦手な移動手段を使わないことが一番です。
旅行中の移動時間は長いので、嫌なことはとにかく避けましょう。
観光地が島や山の中ではない限り、主要な観光地に行く方法はいくつかあるので、その中から精神的に負担の少ないものを選ぶといいと思います。
乗り物の揺れや匂いが苦手
HSPの人は過敏なので乗り物酔いをしやすかったり、車内の匂いで気分が悪くなったりすることが多いのではないでしょうか。
私の場合、
- 乗り物の進行方向と反対側や横向きに座ると乗り物酔いしやすい
- 車線変更が多いと乗り物酔いしやすい
- 座席やバスのカーテンにしみついた独特な匂いが気になる
- 新幹線の車内で他の人が食べたお弁当の匂いで気分が悪くなる
- 近くの席の人の整髪料や香水の匂いが気になる
などがあります。
乗り物酔いについての対策は、酔い止めの薬を事前に飲んだり、酔いにくい座席を予約して乗りましょう。
座席が予約できない場合は、乗車場所に早く行って列に並び、自分の好きな席に座れる確率を高めるのがおすすめです。
匂い対策については、マスクをしたり、窓を開けたり、空気が入れ替わりやすいドアの近くに座りましょう。
新幹線の場合は席や車両を移動したり、デッキに移動したりなど匂いの元から逃げるのが一番手っ取り早いです。
HSPが旅行で苦手なこと③大人数


会社の社員旅行や親戚での旅行など、大人数での旅行は同行者に気を使ったり、自分の意見が反映されにくかったりして苦手だと感じることが多いのではないでしょうか?
同行者に気を遣う
HSPの人は周りの人に遠慮したり、気を遣うことが多く、旅行中は精神的に疲れやすい傾向にあります。
仲のいい友人との少人数の旅行でも同行者に気を遣って疲れやすいのに、会社の社員旅行や親戚での旅行は気を遣う人がたくさんいて、しんどい思いをするのではないでしょうか。
私も会社の旅行でハワイに1週間行った時は、集団行動の時に気を遣って正直旅行が楽しめなかったです。
社員旅行や親戚での大人数の旅行は行きたくないと思っていても、強制参加のことが多いので、私は旅行中の全体行動は仕事だと思って割り切るようにしています。
そのかわり、朝食やお風呂の時間を自分で決めることができる場合は、色んな理由をつけて時間をずらして、人と関わる時間を減らすようにするとストレスが減るのでおすすめです。
自分の意見が反映されない
大人数の旅行だと幹事の人が全部スケジュールを決めるので、HSPの人にとっては行きたくない場所が旅程に入っていたり、強行スケジュールだと感じることが多いのではないでしょうか。
大人数の旅行では中々自分の意見が反映されず、非HSPの人が計画した旅行のスケジュールに従って行動すると振り回されている感覚になり、疲れてしまいますよね。
旅行の幹事を引き受ければ自分の好きな旅程にできますが、HSPの人は気を使いすぎるので旅行全体の幹事は絶対に引き受けないほうがいいです。
その代わり、自由時間やグループ別行動の時間があれば、その幹事を引き受けると自分の裁量で旅行のスケジュールと行き先を決めることができるのでおすすめです。
もし、大人数での旅行中にグループ別行動するのもストレスな場合は、主催者や責任者に迷惑をかけないように配慮しつつ、1人行動するのもありだと思います。
私はハワイでの社員旅行の際には3日くらい1人で行動しました(笑)
大人数での旅行中は自由に行動できる時間を見つけて、少人数行動での幹事を引き受けたり、1人の時間を大切にすると精神的な疲れが違うのでおすすめです。
まとめ
この記事ではHSPの人が旅行中に苦手だと感じる3つのことと、その対策方法を紹介しました。
- 事前に観光地をGoogleマップのストリートビューやYouTubeで動画を見て、立地や景観、客層を調べる
- 睡眠にこだわったホテルに宿泊したり、遮音性の高い耳栓や肌触りの良いルームウエアを持参する
- 苦手な移動手段を使わない
- 酔い止めの薬を事前に飲んだり、酔いにくい座席を予約する
- マスクをしたり、席を移動して匂いの元から逃げる
- 大人数での旅行中は人と関わる時間を減らす
この記事があなたのお役に立てば幸いです。
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