旅行に行くとなぜか不安な気持ちになってしまう…。
そんな時はどうしたらいいんだろう?
このような質問に回答します。
①HSPが旅行で感じる不安~旅行前編~

旅行に行く前はワクワクするけれど、それと同時に不安を感じることはありませんか?
旅行に行くのは楽しみなはずなのに、なぜか漠然とした不安が襲ってくるのは、この2つが原因のことが多いです。
知らない場所に行くこと
HSPの人は知らない場所に行く時や、新しい環境に変わる時に不安を感じやすいです。
旅行では初めて訪れる場所ばかりで、普段と異なる環境にいることが多いので、出発前から心が落ち着かず、不安になってしまいます。
また、HSPは不安傾向が強く、想像力も豊かなので
- 道に迷うかもしれない
- 旅行先の雰囲気がわからない
- 観光地が思っていたのと違ったらどうしよう(悪い意味で…)
といったことが不安になりやすいです。
こういった不安に対しては、事前に旅行先をGoogleMapで検索して行き方を調べたり、ストリートビューで観光地の様子を確認しましょう。
観光地の写真をネットやSNSで調べるだけだと、素敵なアングルの写真しか掲載されていないこともあり、現地に行くと「思っていたのと違った…!」となることもあるので、ストリートビューで確認するのがおすすめです。
ストリートビューは360度見ることができるので良くも悪くも全部見れるし、実際の現地の雰囲気がわかるので、地図だけでなくストリートビューも併せて使うのがいいでしょう。
また、大体の観光地はYouTubeに動画がアップされていることが多いので、最寄駅からの行き方を解説した動画や観光地のおすすめの巡り方の動画、Vlogを見るのもかなり参考になります。
旅行先の天候が予測できないこと
いくら今の天気予報が正確だとはいっても、初めて訪れる場所の天候に合わせた服装や持ち物を選んだりするのは悩みますよね。
例えば
- どんな服を着ていこうか
- 何を持っていこうか
- 想像よりも暑かったり、寒かったらどうしよう
といったことを悩んで、不安になる人は多いのではないでしょうか。
私は旅行前に天気予報を見て、気温と風の強さがわかっていても、実際に現地に行ってみたら
- 体感温度が低くて、もっと服を着込んでくればよかった
- 降水確率が低かったので傘を持ってこなかったけど、想像していたよりもどんよりとした空で、いつ雨が降ってくるのか心配…
という経験をしたことがあります。
不安を抱えたまま旅行をしても楽しめないので、旅行先に持って行くか迷う持ち物があったら、荷物が増えてもいいので持って行くようにしましょう。
例えば、服は温度調節がしやすいカーディガンを持って行ったり、冬はカイロを持って行くと良いでしょう。
また、傘は暑い日でも雨の日でも使えるように、軽量の雨天兼用傘を持って行くとかさばらないのでおすすめです。
荷物は増えますが、その荷物があることで安心して旅行ができるので、私はお守りみたいなものだと思っています。
荷物をどうしても増やせない場合は、天候に左右されない観光地を中心にスケジュールを組むのもアリです。
美しい景色を見る自然系の観光地よりも、建物内の観光を中心とした美術館や博物館巡り、コンサートへの参加だと天候をそんなに気にしなくていいので、精神的に楽です。
②HSPが旅行で感じる不安~旅行中編~

いざ、旅行が始まってもHSPが不安を感じる場面は多く、日中は旅行のスケジュールと移動に不安を感じることが多いのではないでしょうか?
スケジュール通りに旅行できるか
非HSPの人で「旅行はスケジュールをあまり決めずに、行き先と交通手段だけ決めてほとんどノープランで行く」という人はいますが、私はHSPの人でノープランタイプの人を見かけたことはありません。
HSPの人は事前にスケジュールを綿密に立て、その計画通りに物事が上手く進むと安心します。
旅行中はスケジュールを立てていても、
- 公共交通機関の遅延や乗り遅れ
- 観光地の混雑
- 食事を予定していたレストランで大行列
などのせいで、スケジュール通りに旅程が進まず、不安になることがありますよね。
こういった不安には
- 余裕を持ったスケジュールを組む
- 公共交通機関は理想の時間帯よりも1本前に乗るようにする
- 空港や駅には早く着くようにする
といった対策を取ると、もしスケジュールよりも遅れても時間に余裕があるので、安心できます。
また、
- 定時運航率が高い会社の移動手段に乗る
- ハイシーズンを避けて閑散期に旅行する
- レストランや予約入場できる観光地は事前予約する
といった対策をすると、スケジュール通りに行動しやすいです。
ちなみに私は旅先で行きたいレストランはPayPayグルメ、観光地はじゃらん遊び・体験予約やアソビューで事前に予約しています。
行列に並ばなくていいだけでなく、割引や予約者限定サービスがあったり、ポイントも貯まるのでおすすめです。
移動手段が不安
乗り物に乗る時に不安を感じる交通手段や、不安を感じやすい席はありませんか?
人によって不安になるポイントは違うと思いますが、私の場合
- 新幹線でのぞみに乗る時、名古屋から新横浜は乗車時間が長く、スピードが速いので苦手
- バスの前側と後方座席に座ると追突しないか不安
- 電車の先頭車両は脱線事故のことを考えてしまって落ち着かない
などがあります。
高所恐怖症の人だと、飛行機移動は精神的にかなり負担になるのではないでしょうか。
こういった不安への対処法は、苦手な移動手段を使わないことが一番です。
旅行中の移動時間は長いので、嫌なことはとにかく避けましょう。
また、バスや電車で座る位置にこだわりがある人は、座席を事前に予約するのがベストです。
予約不可の場合は、乗車場所に早く行って列に並び、自分の好きな席に座れる確率を高めましょう。
③HSPが旅行で感じる不安~ホテル編~

旅行中に心身を落ち着けることができるはずのホテルでも、HSPは不安になる要素がいくつかあるのではないでしょうか。
不安要素を取り除き、安心してホテルで過ごすための方法を紹介します。
部屋に入る時
ホテルの部屋に入る時に後ろから人が部屋に押し入って来ないか、部屋の中に人が隠れていないか心配になることはありませんか?
私はホテルの部屋に入る時に、廊下に監視カメラがあるかチェックしたり、周りに人がいないタイミングで部屋に入るようにしています。
また、ホテルの部屋に入ってからは、バスルームやカーテンの裏、ベッドの下に人が隠れていないかなど気になる部分を全てチェックしてから、ドアのカギをかけて部屋でゆっくり過ごすようにします。
ホテルの部屋で不安な場所があると安心できないので、気になるところは入室時に全てチェックするのがおすすめです。
部屋の中に入った後
入室時に部屋の中をチェックしても、部屋の中で過ごしている時に、
- ドアスコープで誰かが廊下から部屋の中を覗いていないか
- お風呂や就寝中に人が入って来ないか
が不安になるのではないでしょうか。
ホテルにはドアスコープを覆うガードがついているものとついていないものがあり、ガードがついていないドアスコープは廊下側から覗くと部屋の中が見えます・・・。

この対策にはドアスコープを内側からマグネットで覆ったり、ハンガーを使って服をドアの上側に引っかけるといいです。

また、外部からの侵入者対策は、ドアの前にイスやスーツケース、傘を置いてバリケードを作るのがおすすめです。
まとめ
この記事ではHSPが旅行前と旅行中に不安を感じやすい場面と、その解決策を紹介しました。
- 不安なことはとにかく確認する
- 持って行くか迷う荷物があったら、お守りだと思って持って行く
- PayPayグルメやじゃらん遊び・体験予約、アソビューなどの事前予約を活用する
- 精神的に負担の大きい交通機関を使わない
- 公共交通機関を利用する時は乗り場に早めに着くようにする
- ホテルの部屋で気になるところは最初にチェックする
- ホテルの部屋で気になるところは、備品や手持ちの荷物で物理的に塞ぐ
この記事があなたのお役に立てば幸いです。
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