HSPが旅行中にしんどいと感じやすい3つの理由とその対策法を紹介
旅行に行くと楽しいはずなのに、なぜかしんどいなぁ。
どうしてなんだろう?
このようなお悩みを解決します。
HSPが旅行中にしんどいと感じやすい理由①不安傾向が強い
HSPは不安傾向を感じやすく、旅行中は次々と新しい場所に行ったり、スケジュール通りに行動できるか不安で、精神的にしんどいと感じることが多いのではないでしょうか。
旅行前に観光地の様子をよく調べたり、余裕のあるスケジュールを組むことで、不安からくる精神的なしんどさを減らすことができます。
新しい場所に行くのが不安
HSPは知らない場所に行く時や、新しい環境に変わる時に不安を感じやすいです。
旅行では初めて訪れる場所ばかりで、
- 道に迷うかもしれない
- 予想以上に混雑しているかも?
- 観光地がイメージと違ったらどうしよう(悪い意味で…)
といったことが不安になりやすいです。
こういった不安に対しては、事前に旅行先をGoogleMapで検索して行き方を調べたり、ストリートビューで観光地の様子を確認しましょう。
観光地の写真をネットやSNSで調べるだけだと、素敵なアングルの写真しか掲載されていないこともあり、現地に行くと「思っていたのと違った…!」となることもあるので、ストリートビューで確認するのがおすすめです。
ストリートビューは360度見ることができるので良くも悪くも全部見れるし、実際の現地の雰囲気がわかるので、地図だけでなくストリートビューも併せて使うのがいいでしょう。
また、大体の観光地はYouTubeに動画がアップされていることが多いので、最寄駅からの行き方を解説した動画や観光地のおすすめの巡り方の動画、Vlogを見るのもかなり参考になります。
スケジュール通りに行動できるか不安
HSPは旅行のスケジュールを綿密に立て、旅行中はその計画通りに行動したいという人が多いのではないでしょうか。
しかし、旅行中は
- 公共交通機関の遅延や乗り遅れ
- 観光地の混雑
- 食事を予定していたレストランで大行列
などのせいで、スケジュール通りに旅程が進まず、不安になることがありますよね。
こういった不安には
- 余裕を持ったスケジュールを組む
- 公共交通機関は理想の時間帯よりも1本前に乗るようにする
- 空港や駅には早く着くようにする
といった対策を取ると、もしスケジュールよりも遅れても時間に余裕があるので、安心できます。
また、
- 定時運航率が高い会社の移動手段に乗る
- ハイシーズンを避けて閑散期に旅行する
- レストランや予約入場できる観光地は事前予約する
といった対策をすると、スケジュール通りに行動しやすいです。
ちなみに私は旅先で行きたいレストランはOZmallや食べログ、観光地はじゃらん遊び・体験予約やアソビューで事前に予約しています。
行列に並ばなくていいだけでなく、割引や予約者限定サービスがあったり、ポイントも貯まるのでおすすめです。
HSPが旅行中にしんどいと感じやすい理由②体調不良になりやすい
HSPは刺激に影響を受けやすいので疲れやすかったり、ホテルで眠れずに体調不良になりやすいです。
疲れや体調不良が原因のしんどさは、旅行中の悪い刺激を減らしたり、ホテルで眠れるように対策をするのがおすすめです。
刺激が多くて疲れやすい
旅行中は公共交通機関に乗る時間が長かったり、人混みの観光地に行くことがあるので、刺激が多くて疲れやすいのではないでしょうか。
刺激にも色んなものがありますが、特に旅行中は普段よりも音がうるさい環境にいる時間が長くなりますよね。
例えば、
- 電車や飛行機、バスの走行音
- 駅や空港での放送音
- 人の話し声
などが刺激になり、精神的に疲れたという経験は多いのではないでしょうか。
なるべく旅行中の騒音をシャットダウンするには、耳栓をして少しでも刺激を減らすのがおすすめです。
ちなみに、私が愛用している耳栓はLoop Experience Plus イヤプラグです。
普通の耳栓は色が派手な物が多く、髪の毛の隙間から少しでも見えると、耳栓をしているのがわかりますが、これはイヤリングのような見た目なので、髪の隙間から見えてもオシャレです。
また、電車や飛行機、バスの走行音はノイズキャンセリングイヤホンをすると、かなり軽減されます。
イヤホンで音楽を流さなくても、ノイズキャンセリング機能をONにするだけで騒音が軽減されるので、私は旅行の移動中に耳栓代わりに使うことのほうが多いです。
私が使っているノイズキャンセリング機能付きのイヤホンはAnker Soundcore Liberty 4 NCです。
ノイズキャンセリングモードに加えて、設定で乗り物に乗っているときの騒音を軽減するモードにすると、本当に走行音が聞こえにくくなるのでおすすめです。
ホテルで眠れない
旅行先のホテルは自宅の寝室と環境が違うので、疲れているのに眠れないということがあるのではないでしょうか。
ホテルで中々眠れない原因として
- 音
- 光
- シーツの匂い
- ホテルのルームウェアの肌触り
- マットレスや枕など寝具が合わない
などがあります。
私は普段健康管理のために、HUAWEI Watch GT2というスマートウォッチで睡眠の質を計測しているのですが、旅行中は睡眠時間が普段の半分以下になったり、何度も目が覚めて熟睡できません…。
睡眠不足のせいで旅行中は体調不良になることも多く、ホテルの部屋で寝るのは苦手だと感じます。
そこで、睡眠にこだわったホテルに宿泊したり、耳栓や肌触りの良いルームウエアを持参したりして、旅行先のホテルで寝られるように対策をしています。
詳しくはこちらの記事で、旅行先のホテルで眠るための対策を解説していますので、よかったら参考にしてみてください。
HSPが旅行中にしんどいと感じやすい理由③同行者に気を遣う
HSPは周りの人に遠慮したり、気を遣うことが多く、旅行中しんどいと感じることが多いのではないでしょうか。
同行者がどう思っているのか気になる
旅行中、同行者がどこに行きたいのか、何を食べたいのか、何を考えているのか気になってしまい、同行者の心の中を一生懸命読み取ろうとして、しんどくなってしまうことがあるのではないでしょうか。
HSPは相手の気持ちを察する力に長けているので、相手が何かを発言する前に気持ちを察して相手の求めていることを言おうとしたり、相手の気持ちに合わせた旅行にしてしまいがちです。
旅行中に同行者が何を考えているのか気になってしまう時には、思い切って同行者にどう思っているのかはっきりと質問するのが一番早いです。
HSPは相手に遠慮しがちなので、質問をする時も遠回しに聞いたり、質問するタイミングを考えたりしてしまい、はっきりと質問するのは勇気がいることだとは思いますが、思い切って聞いてしまうことも大事です。
とは言っても、重要なことほどはっきりと質問しづらいと思うので、小さなことだけでもどう思っているのか聞いてみて、少しづつ同行者の顔色を伺う時間を減らしていくのがおすすめです。
同行者に本音を言えない
HSPは相手の気持ちを伺いすぎたり、中々本心を言い出せないせいで、旅行中にしんどいと感じやすいです。
例えば、旅行中に疲れて休憩したいのに、同行者に言い出せなかったり、苦手なことがあっても無理して相手に合わせてしまったりすることがありますよね。
そういった悩みには、事前に同行者に旅行中の自分の特徴や苦手なことについて伝えておき、本音を言いやすい雰囲気を作っておくのがいいでしょう。
例えば
- 人に比べて疲れやすい
- 人混みやうるさい場所が苦手
- 心配性なので、行き当たりばったりのスケジュールは避けたい
などを伝えておくと、同行者に本音を言い出しやすいです。
私はHSPと診断されてから友人に自分の特徴や悩み事を相談したら、友人のほうから
「疲れてない?」
「この場所はうるさくない?」
「休憩する?」
と聞いてくれるようになったので、とても有難いです。
旅行前から同行者に自分の特徴について伝えておき、本音を話しやすい環境を作るようにしましょう。
まとめ
この記事では、HSPが旅行中にしんどいと感じやすい3つの理由とその対策法を紹介しました。
この記事があなたのお役に立てば幸いです。
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