HSPは旅行が苦手!?旅行中に苦手なこと3つとその対策を紹介
旅行中は苦手なことがたくさんあって嫌だなぁ…。
どうやったら苦手なことを少しでも減らせるんだろう?
・新しい場所に行くのが苦手…
・ホテルで中々眠れない…
・移動時間や乗り物が苦手…
・大人数での旅行が苦手なので、対処法を知りたい!
HSPの私が、このような悩みを解決する方法を紹介します。
HSPにとって旅行中は苦手なことがたくさんあって、楽しいはずの旅行が精神的につらい…と感じた経験は多いのではないでしょうか。
実は、旅行中に苦手なことについてしっかりと対策をすることで、ストレスをかなり減らすことができますよ。
HSPが旅行で苦手なこと①新しい環境
HSPの人は非HSPの人に比べて新しい環境に慣れるのに時間がかかったり、馴染めないことが多いのではないでしょうか?
私も旅行中は環境の変化に中々適応できず、自分が行きたいと思っていたはずの場所なのに、いざ行ってみると
「何だかこの場所苦手だなぁ。正直、家に早く帰りたいかも…」
と思うことがあります。
初めて訪れる場所に適応しにくい
旅行では初めて訪れる場所に次々と行くので、新しい環境に慣れるのに時間がかかるHSPにとっては、苦手なことが続いて精神的にしんどいのではないでしょうか。
私は先日、旅行で難波とUSJに行ったのですが、外国人観光客が8割を占めており、日本にいるはずなのに日本じゃないような雰囲気で、中々それを受け入れることができませんでした。
電車や難波の商店街、USJにいる時はずっと心がそわそわしてしまい、新しい環境に馴染めなかったです…。
旅行先の環境に早く慣れるためには、事前に観光地をGoogleマップのストリートビューで見たり、YouTubeで動画を見て、現地の様子や雰囲気を調べてから行くのがおすすめです。
下調べをする時は景観や立地だけでなく、GoogleマップのストリートビューやYouTubeの動画に映りこんでいる人を見て、混雑度合いや客層もチェックしておきましょう。
最近、ストリートビューやYouTubeの動画は、映りこんだ人の顔にモザイクがかかっていることが多いですが、服装や体型、髪形を見ると
- 年齢層
- 性別
- 外国人観光客が多いかどうか
はわかります。
また、ストリートビューは観光地の外観しか見ることができないと思っている方もいるかもしれませんが、実は建物内の様子まで見ることができる場所もあります。
意外にも、
- お金を支払わないと入れない美術館
- 有名な建築物
- テーマパーク
の中を見ることができる場合もあるので、ストリートビューで建物内が見れるかどうか、しっかり探してみてくださいね。
旅先の下調べをすると感動と新鮮味は薄れるかもしれませんが、新しい環境に適応しやすくなるのでおすすめです。
ホテルで眠れない
HSPあるあるとして、旅行先のホテルでぐっすり眠れないということがあるのではないでしょうか。
ホテルで中々眠れない原因として
- 音
- 光
- シーツの匂い
- ホテルのルームウェアの肌触り
- マットレスや枕など寝具が合わない
などがあります。
私は普段健康管理のために、HUAWEI Watch GT2というスマートウォッチで睡眠の質を計測しているのですが、旅行中は睡眠時間が普段の半分以下になったり、何度も目が覚めて熟睡できません…。
睡眠不足のせいで旅行中は具合が悪くなることも多く、ホテルの部屋で寝るのは苦手だと感じることも多いです。
なので、
- 睡眠にこだわったホテルに宿泊する
- 遮音性の高い耳栓を持参する
- 肌触りの良いルームウェアを持参する
- ホテルに早めにチェックインする
- ホテルでリラックスできるグッズを持参する
など、旅行先のホテルで寝られるように対策をするのがおすすめです。
また、旅行中も
- カフェインの入った飲み物は飲まないようにする
- 移動中も耳栓をして、刺激を減らす
など、1日を通して睡眠に悪影響を及ぼさないように気を付けましょう。
ちなみに、私は快眠グッズとしてチュチュアンナの綿100%のパジャマと、MOLDEXの耳栓を持って行っています。
一般的に綿100%のパジャマはデザイン性があまり良くないものが多いですが、チュチュアンナはデザインが可愛いし、安いので気に入っています。
ホテルで眠れないお悩みについては、対策法をこちらの記事で詳しく解説していますので、よかったら参考にしてみてください。
HSPが旅行で苦手なこと②乗り物
旅行中はどうしても移動時間が長くなってしまいますが、実はその移動が苦手という人が多いのではないでしょうか?
苦手な移動手段がある
旅行の移動中に乗る乗り物の中に苦手な交通手段や、不安を感じやすい席はありませんか?
例えば、
- 新幹線で乗車時間が長い区間やトンネルの多い区間は不安
- バスは乗り物酔いしやすいので苦手
- 電車は脱線事故のことを考えてしまって落ち着かない
- 船が沈没しないか不安
- 高所恐怖症なので飛行機は苦痛
などがあります。
こういったことへの対処法は、苦手な移動手段を使わないことが一番です。
旅行中の移動時間は長いので、嫌なことはとにかく避けましょう。
観光地が島や山の中ではない限り、主要な観光地に行く方法はいくつかあるので、その中から精神的に負担の少ないものを選ぶといいと思います。
乗り物の揺れや匂いが苦手
HSPの人は過敏なので乗り物酔いをしやすかったり、車内の匂いで気分が悪くなったりすることが多いのではないでしょうか。
私の場合、
- 乗り物の進行方向と反対側や横向きに座ると乗り物酔いしやすい
- 車線変更が多いと乗り物酔いしやすい
- 座席やバスのカーテンにしみついた独特な匂いが気になる
- 新幹線の車内で他の人が食べたお弁当の匂いで気分が悪くなる
- 近くの席の人の整髪料や香水の匂いが気になる
などがあります。
乗り物酔いについての対策は、
- 酔い止めの薬を事前に飲む
- 酔いにくい交通手段を使う
- 酔いにくい座席を予約する
ようにしましょう。
座席が予約できない場合は、乗車場所に早く行って列に並び、自分の好きな席に座れる確率を高めるのがおすすめです。
また、匂い対策については、
- マスクをする
- 窓を開ける
- 空気が入れ替わりやすいドアの近くに座る
- 座席や車両を移動する
- 食事の時間帯に新幹線に乗らない
などの対策をしましょう。
また、混雑している可能性の高い時間帯の列車に乗ると、座席の移動が難しいので、乗車時間をずらすのもおすすめです。
どうしても乗車時間がずらせない場合は、混みやすいのぞみではなく、比較的空席の多いこだまを利用するなど、工夫しましょう。
HSPが旅行で苦手なこと③大人数
会社の社員旅行や親戚での旅行など、大人数での旅行は同行者に気を使ったり、自分の意見が反映されにくかったりして苦手だと感じることが多いのではないでしょうか?
同行者に気を遣う
HSPの人は周りの人に遠慮したり、気を遣うことが多く、旅行中は精神的に疲れやすい傾向にあります。
仲のいい友人との少人数の旅行でも同行者に気を遣って疲れやすいのに、会社の社員旅行や親戚での旅行は気を遣う人がたくさんいて、しんどい思いをするのではないでしょうか。
私も会社の旅行でハワイに1週間行った時は、集団行動の時に気を遣って正直旅行が楽しめなかったです。
社員旅行や親戚での大人数の旅行は行きたくないと思っていても、強制参加のことが多いので、私は旅行中の全体行動は仕事だと思って割り切るようにしています。
そのかわり、朝食やお風呂の時間を自分で決めることができる場合は、色んな理由をつけて時間をずらして、人と関わる時間を減らすようにするとストレスが減るのでおすすめです。
自分の意見が反映されない
大人数の旅行だと幹事の人が全部スケジュールを決めるので、HSPの人にとっては行きたくない場所が旅程に入っていたり、強行スケジュールだと感じることが多いのではないでしょうか。
大人数の旅行では中々自分の意見が反映されず、非HSPの人が計画した旅行のスケジュールに従って行動すると振り回されている感覚になり、疲れてしまいますよね。
旅行の幹事を引き受ければ自分の好きな旅程にできますが、HSPの人は気を使いすぎるので旅行全体の幹事は絶対に引き受けないほうがいいです。
その代わり、自由時間やグループ別行動の時間があれば、その幹事を引き受けると自分の裁量で旅行のスケジュールと行き先を決めることができるのでおすすめです。
もし、大人数での旅行中にグループ別行動するのもストレスな場合は、主催者や責任者に迷惑をかけないように配慮しつつ、1人行動するのもありだと思います。
ちなみに、私はハワイでの社員旅行の際には3日くらい1人で行動しました。
ハワイで若い女性の1人行動は一緒に行く人がいなくてかわいそうに見えるのか、社員旅行に一緒に行った人達が気を遣ってくださって「一緒に行動しよう」と声をかけてくれることもありました。
でも、それを断るのにさらに気を遣うし、やんわり断っても非HSPの人にはなかなか理解されなかったです。
団体行動を断る時のポイント
旅行中に誰かと一緒に行動するのを断る時には、「他の人と一緒に行動するのがつらい」と正直に理由を伝えるのではなく、声をかけてくださった人が行かなさそうな理由を伝えるのが、一番角が立たなくていいと思います。
私の場合、「海でのアクティビティをするのは苦手だし、日焼けもしたくないので、美術館巡りをしてゆっくり過ごしたい」と伝えたら、他の同僚は美術館に興味がなかったみたいで、結果的に1人行動ができました(笑)
大人数での旅行中は自由に行動できる時間を見つけて、少人数行動での幹事を引き受けたり、1人の時間を大切にすると精神的な疲れが違うのでおすすめです。
まとめ
この記事ではHSPの人が旅行中に苦手だと感じる3つのことと、その対策方法を紹介しました。
- 事前に観光地をGoogleマップのストリートビューやYouTubeで動画を見て、立地や景観、客層を調べる
- 睡眠にこだわったホテルに宿泊したり、遮音性の高い耳栓や肌触りの良いルームウエアを持参する
- 苦手な移動手段を使わない
- 酔い止めの薬を事前に飲んだり、酔いにくい座席を予約する
- マスクをしたり、席を移動して匂いの元から逃げる
- 大人数での旅行中は人と関わる時間を減らす
この記事があなたのお役に立てば幸いです。
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