HSPは旅行に行くと疲れる!?その3つの理由と対策方法を徹底解説
旅行に行くと疲れるから、なるべく疲れないようにしたいな。
どうしたらいいんだろう?
このようなお悩みを解決します。
HSPが旅行で疲れる理由①旅行先での刺激
HSPの人は非HSPの人よりも感受性が強く、旅行先で良い刺激を受けやすい一方で、少しでも不快な刺激があると強いストレスを感じます。
そこで、旅行中は少しでも不快な刺激を減らすことが大切です。
観光地での刺激を減らす
観光地では新しい景色を見たり、普段できない経験をすることで良い刺激を受けるので、旅行中はこれ以上マイナスな刺激を受けないようにしましょう。
例えば、
- 観光地やレストランの行列によるストレスを減らすために、事前予約を活用する
- 混雑しやすい人気の観光地だけでなく、穴場の観光地や静かな観光地にも行くようにする
- 落ち着いた雰囲気のレストランやカフェに行き、食事中の刺激を減らす
- ゆとりのあるスケジュールにして、休憩時間を組み込んでおく
- 混雑しそうな観光地に行くときには、近くに休憩できそうな場所があるか事前に調べておく
私は旅先でのレストランの下調べと予約はOZmallや食べログ、観光地の入場予約はじゃらん遊び・体験予約やアソビューを使っています。
行列に並ばなくていいだけでなく、割引や予約者限定サービスがあったり、ポイントも貯まるのでおすすめです。また、落ち着いた雰囲気のカフェや休憩スペースを地図から探したい場合は、GoogleMapやInstagramの位置検索機能を使うのがおすすめです。
移動時間の刺激を減らす
旅行中は普段よりも移動時間が長く、移動中の騒音や揺れ、人混みで刺激を感じて疲れやすくなります。
非HSPの人でも「移動すると疲れる…」という人が多いので、HSPの人はさらに疲れを感じやすいのではないでしょうか。
こういった移動中の刺激には、
- 耳栓をして、乗り物の騒音や放送の音をシャットダウンする
- 公共交通機関は指定席に乗って混雑を避ける
- 乗り物酔いがひどい人は酔い止めを飲む
などの対策がおすすめです。
ちなみに、私が愛用している耳栓はLoop Experience Plus イヤプラグです。
この耳栓はイヤリングのような見た目なので、髪の隙間から見えてもオシャレで気に入っています。
また、電車や飛行機、バスの走行音はノイズキャンセリングイヤホンをすると、かなり軽減されます。
イヤホンで音楽を流さなくても、ノイズキャンセリング機能をONにするだけで騒音が軽減されるので、私は旅行の移動中に耳栓代わりに使うことのほうが多いです。
私が使っているノイズキャンセリング機能付きのイヤホンはAnker Soundcore Liberty 4 NCです。
ノイズキャンセリングモードに加えて、設定で乗り物に乗っているときの騒音を軽減するモードにすると、本当に走行音が聞こえにくくなるのでおすすめです。
HSPが旅行で疲れる理由②新しい環境
HSPの人は新しい環境に慣れるのに時間がかかったり、不安を感じるので疲れやすいです。
なので、初めて訪れる場所でもなるべくスムーズに適応できるよう、下調べをしたり安心グッズを持って行きましょう。
旅行先の様子を事前に調べておく
新しい環境に早く慣れるには、事前にその場所の様子を知っておくことが効果的です。
旅先で訪れる予定の観光地をストリートビューで見たり、YouTubeにアップされている動画を見て、現地の様子や雰囲気をしっかり調べましょう。
何も調べずに現地に行って、予想していた感じと違うと環境に慣れるまでに時間がかかるし、雰囲気に飲み込まれてしまうと疲れるので、少しでもいいので下調べはしたほうがいいと思います。
感動と新鮮味は薄れるかもしれませんが、現地に行った時に「知っている場所だ!」となるほうが新しい環境に適応しやすいので、おすすめです。
ホテルで休めるようにリラックスグッズを持って行く
旅行で疲れてホテルで休もうとしても、自宅と違うのでなんだか落ち着かないという人も多いのではないでしょうか。
そういった時は早めにホテルにチェックインし、部屋でゆっくり過ごすようにしましょう。
また、リラックスグッズを持って行くのもおすすめです。
私は旅行先に
- 普段着ている肌触りの良いルームウェア
- 入浴剤
- 足をケアするリラックスシートや加圧ソックスなどのボディケアグッズ
を持って行っています。
私はチュチュアンナの綿100%のパジャマを愛用しています。
一般的に綿100%のパジャマはデザイン性があまり良くないものが多いですが、チュチュアンナはデザインが可愛いし、安いので気に入っています。
また、私は嗅覚過敏なので、入浴剤はバブの無香料のものを持って行っています。
入浴剤を入れるとリラックス効果だけでなく、体が温まって疲れが取れやすいです。
HSPが旅行で疲れる理由③同行者
HSPは普段から人に気を使って疲れることが多いと思いますが、旅行では一日中人と一緒にいるのでかなりしんどい思いをするのではないでしょうか。
対人関係での精神的な疲れは相手次第なところもありますが、同行者に自分の特徴を伝えたり、自分が旅行の主導権を握るようにすることで、疲れを減らすことができます。
同行者に自分の特徴を伝えておく
旅行中に疲れて休憩したいのに同行者に言い出せなかったり、苦手なことがあっても無理して相手に合わせたことはありませんか?
HSPの人は相手の気持ちを伺いすぎたり、中々本心を言い出せなくて疲れることがありますよね。
そういった悩みには、事前に同行者に旅行中の自分の特徴について伝えておくのがおすすめです。
例えば
- 人に比べて疲れやすい
- 人混みやうるさい場所が苦手
- 事前に細かいスケジュールを決めておきたいタイプ
などを伝えておくと、旅行先を決める時やスケジュールを組む時にスムーズに進みやすいし、現地で疲れて休憩がほしくなった時にも同行者に言い出しやすいのでおすすめです。
私はHSPと診断されてから友人に自分の特徴や悩み事を相談したら、友人のほうから「疲れてない?」「この場所はうるさくない?」「休憩する?」と心配してくれるようになったので、とても有難いです。
旅行中に辛い状況になるまで自分の特徴を黙っていて、なかなか言い出せずに相手に察してくださいオーラを出してもまず察してもらえることはないので、旅行前から自分の特徴について伝えておくのがよいでしょう。
自分が旅行の主導権を握る
HSPの人は相手の顔色を伺ったり、自分の意見を強く言えない人が多く、旅行の行き先やスケジュールを決める時に相手の意見に従いがちです。
相手の意見を尊重するのはいいのですが、非HSPの人が決めたスケジュールで旅行をすると、苦手な場所に行くはめになったり、休憩したくても「次は〇〇に行くよ!」と言われて相手に振り回されやすくなります。
例えば、旅行の計画を非HSPの同行者に任せていたら
- テーマパークでガンガン遊ぶスケジュール
- 夜遅くまで賑やかな場所でワイワイ遊ぶ計画
- 旅行中に休憩なんて時間がもったいない
という状況になっていたら、このスケジュールに付き合うのも辛いし、同行者に「このスケジュールはちょっと…」と言い出すのも辛いですよね。
我慢してハードなスケジュールに付き合ったとしてもかなり疲れてしまうだろうし、スケジュールを拒否したら同行者の機嫌を損ねる可能性もあるので、最初から自分でスケジュールを組んで、自分のペースに相手を取り込むようにするのがおすすめです。
まとめ
この記事ではHSPの人が旅行で疲れる3つの理由とその対策方法を紹介しました。
- 事前予約を活用して混雑や行列などのマイナスな刺激を避ける
- ゆとりのあるスケジュールにして休憩を入れる
- 耳栓や酔い止めの薬で移動中の刺激を減らす
- 旅行先の様子をストリートビューやYouTubeで調べておく
- ルームウエアや入浴剤、足リフレッシュシートなどのリラックスグッズを持って行く
- 同行者には自分の悩みや苦手なことを事前に打ち明けておく
- 自分が旅行の主導権を握るようにする
この記事があなたのお役に立てば幸いです。
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